2015.11.22
福井県産業会館本館にて、今年度も「福井 技の祭典」が開催されました。
福井県板金工業組合からは、板金訓練校の生徒と青年部員・青年部事業所の社員などの参加にて、銅製水差しの競技大会を行いました。
銅板製水差し
建築板金(金属屋根・外壁・雨樋)の基礎的技術である曲げ、組立て、はんだ付け等の加工技術を駆使して作成します。
厚さ0.35mmの銅板を用い、図面に従ってけがき、材料を切断。
その後各種工具を用いて八角垂に折り曲げハゼ組をして本体を作成、その後六角形の底とRのついたフタ(半分)とパイプ状の注ぎ口を取り付けて完成。
という内容でした。
その横では、組合の先輩技能者の方々による、鍛金での製作実演も。
鍛金の技能は通常の外装工事とはまた異なりますが、ザ・職人。
趣味で作られている方ばかりですが、すごいですよねー。
建築板金業界の中にも、いろんな方向性と魅力があります。
折鶴製作体験もやっていました。
完成した作品は番号をランダムに付け直し、いざ採点へ。
一般の方の投票による順位も付けられました。
今年度の一位は、柴田商事㈱の山口くん。
青年部員なので、一位をとってもらって嬉しいです。
一般の方に知ってもらうためにも、
こういった機会はうまく活用していきたいですね。
当日のチラシはコチラ↓
H27 技の祭典チラシ
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